実践編
チェックリスト

研究の内容を確かに伝える
ためのチェックリスト

絶対に押さえるべきポイント

  1. 1.結果の新規性と重要性を正確に伝えているか?

    • いたずらに新規性を強調していないか。
    • 過度な期待を与えないか。
  2. 2.研究の進捗段階をはっきり書いたか?
    (例えば、動物実験か、薬事承認のための治験か。)

  3. 3.誤解を生まないわかりやすいタイトルか? 目的をはっきり書いたか?

    • 誤解なく内容が伝わるタイトルか。
    • 研究の目的を明確に記述しているか。

できるだけ押さえるべきポイント

  1. 4.研究デザインに言及しているか?

  2. 5.相関関係を因果関係として説明していないか?

  3. 6.不確かさを表現できているか?

  4. 7.メリット・デメリットを正確に表現できているか?

    • メリットを強調しすぎていないか。
    • デメリットに触れているか。
    • 患者には他の選択肢もあることを忘れていないか。
  5. 8.不要な情報がないか/情報量が多すぎないか?

時と場合によって押さえるべき
ポイント

  1. 9.利益相反を確認しているか?

    • 参加した研究者の利益相反に関する情報を明示しているか。
    • 研究実施のための契約や資金に関する情報を開示しているか。
  2. 10.研究の信頼性が確認できるか?

    • 倫理審査、治験審査、臨床研究法に基づく臨床研究審査の情報が参照できるか。
    • 臨床試験登録の情報が参照できるか。
更新・確認日:2023年2月28日 問い合わせ先:医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト事務局