実践編
チェックリスト

絶対に押さえるべきポイント

1.結果の新規性と重要性を正確に伝えているか?

  • いたずらに新規性を強調していないか。
  • 過度な期待を与えないか。

研究の成果のどの部分が新しいかを記載する。
研究に新規性があるのは当然なので、いたずらに新規性を強調しない。
暗黙のうちに「新しい成果はよりよい」という印象を読者に与えるので、過度の期待につながらないようにする。

2.研究の進捗段階をはっきり書いたか?
(例えば、動物実験か、薬事承認のための治験か。)

研究が客観的にどの段階かを明らかにすることは、研究内容を正しく理解してもらうために重要である。
例えば薬なら承認を目指す段階なのか、動物実験の段階なのか、といった情報はきちんと伝える。
なお、臨床研究、臨床試験、治験の区別は大変難しいので、「理解しにくい医学研究用語(臨床研究、臨床試験、治験、医師主導(治験)、被験者)」も参照する。

3.誤解を生まないわかりやすいタイトルか? 目的をはっきり書いたか?

  • 誤解なく内容が伝わるタイトルか。
  • 研究の目的を明確に記述しているか。

誤解なく研究の内容を伝えるために、発表する原稿のタイトルは慎重に準備する。
研究の目的を明確に記述しているかを確認する。

更新・確認日:2023年2月28日 問い合わせ先:医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト事務局