理解しにくい
医学研究用語

奏効率、奏効期間

語の説明

この語群は、治療の効果に関連する用語である。
「奏功率」とは、治療効果が表れた患者の割合のこと、
「奏効期間」とは、治療の効果があった期間のことである。

一般の人の理解・認識

「奏効」は、特に口語では日常的に使われないことから、なじみがない用語である。ただ、一般の日本語でも「目標どおりの成果が上がること」という意味で使われるので、医学用語とそれほど意味の相違がなく、説明を加えれば受け入れやすい用語であると思われる。

ポイント

言い換える、または、説明を加えるのが適当である。専門家からは、「その薬でどれくらいの効果があるか」「薬の有効率、有効期間」など、「効果」や「有効」と言い換えると理解が得られやすいという意見があった。

例えばこんな言い換え使い方

言い換え例

奏効率 →「この治療で効果があった患者の割合は50%であった。」

更新・確認日:2023年2月28日 問い合わせ先:医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト事務局