難解語 併存疾患、既往

語の説明

この語群は、疾患と疾患の関係を示す用語である。
「併存疾患」(併存症)は、ある病気と同時に起きているが、その病気とは関係がない別の病気のことである(基本概念)。「既往」(既往症)は、これまでにかかった病気や受けた医療のことである。なお、併存疾患と間違えやすい用語である「合併症」は、ある病気と関係がある別の病気のことである(35ページ参照)。

一般の人の
理解・認識

「併存疾患」は医学系研究、臨床では重要な用語だが、専門家は一般の人への説明は難しいと考えている。「既往」は一般に使われる語である。

ポイント

「併存疾患」は、合併症との区別に配慮する必要があるため、やや言い換えが難しい。一方、「既往」は比較的容易に言い換えられる。

例えばこんな
言い換え
使い方

併存疾患 →「現在かかっている別の病気、現在治療中の別の病気」
既往   →「今までかかったことがある病気」