交絡因子
語の説明
ある薬や治療法の効果(結果)に影響を与えるが、研究で観察した要因(原因)とは独立した別の要因のこと。
一般の人の理解・認識
一般の日本語では「交絡因子」という用語はほぼ使われず、認知率は2.2%だった。「交絡因子」は医学系研究では重要だが、概念自体が難しく、専門家から一般の人への説明で使われることはほとんどない。
ポイント
そのまま使うのは避け、別の平易な表現を使用する。観察研究では、しばしば測定していない交絡因子が考えられる。交絡因子が、研究の結果にもたらす影響が想定できる場合には、できるだけ具体的に記載する。
例えばこんな言い換え使い方
言い換え例
「わかっている要因以外に実験結果に影響を与え得る要因」
「投与した薬以外に治療の効果に影響する要因」
図による説明例
原因と結果に対する交絡因子の影響
更新・確認日:2023年2月28日
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