難解語 介入、介入群、対照群、プラセボ群

語の説明

この語群は、臨床研究の方法とそのグループ分けに関連する用語である。
「介入」研究とは、「何か」をすることが病気の予防や治療などにつながるかどうかを調べる研究。「何か」には治療や薬、生活習慣などの行動が含まれる。「何か」をする群(介入群)と「何か」をしない群(対照群、プラセボ群)を比較することで有効性を検討する。

一般の人の
理解・認識

「介入研究」という用語の認知率は5.5%、そのうち「医療従事者に生活や行動を厳しく制限される研究である」との誤答率が26.5%であった。一般では、介入は「軍事介入」といった使い方をされるからか、「行動制限」をイメージする一般の人の意見が複数見られた。また介入という言葉から「害のあることをされる」と思う人もいる、という専門家の意見もあった。

ポイント

介入研究はほぼ知られていない言葉なので、脚注や言い換えが必要である。「何か」をする群としない群に分けて、病気の予防や治療に役立てる研究だが、図で説明したり、PI(E)CO(Patient、Intervention/Exposure、Comparison, Outcome)を意識して説明するとわかりやすい。「プラセボは一般の人にも理解しやすいので、プラセボ群と比較して説明する」という専門家の意見もあった。プラセボ(35ページ)も参照.

例えばこんな
言い換え
使い方

「ある病気の人に、治療する人(介入群)としない人(対照群)を分けて効果を確かめること」